相続の際の不動産の移転登記は素人には難しいですね。
父が先立ち、その後数年後に追うかのように母が亡くなった時に、実家の不動産の相続登記を行った経験があります。
それも、私を含む残された子供二人への均等分割という方法を取りました。
税金の確定申告や、年金の受給関係の書類は、理系の私ですが、自分で勉強するなり調べるなりして殆ど自力でやりましたが、不動産の登記はかなり専門的知識や関連官庁に行く必要があり、勤務先の総務部門を通して、司法書士さんを紹介して頂き、登記を行いました。
必要な書類(登記簿、相続人の印鑑証明、実印、遺産分割協議書他)を添えて、司法書士の方に事情を話しますと、今から五年強前の事ですが、費用は十数万円という所で時間は一週間程度で済むとのことでしたね。
これには、司法書士さんが必要書類を準備される費用や登記簿を管理する所轄官庁の支所への行き来の交通費等にマージンが含まれています。
素人に一番難しいのは、登記に関連する書類の種類や書式、それにそれらの書類への記入の仕方などですが、こればかりは、司法書士の資格を持っていないと、とてもやれないものだと思いました。
こうした相続登記のような複雑な手続きはやはり専門家に頼るのが、間違いがなく、早道だと思ったものです。